MSE 4.4.304.0 を Windows XP (POSReady 2009) で快適に使う
2017年05月25日
* XPをクリーンインストールし、Microsoft Update / Windows
Update を使用、必要なパッチを当てた状態のマシンでは、この
手法を使っても定義ファイルの更新はうまくいきません。
また、「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC」も同様に
うまくいきません。
POSReady 2009 に擬装化し、さらに Microsoft Update /
Windows Update でパッチを当てた状態ではじめてうまくいきます。
お詫びとともに、この事実を記載します。(ペコリ)
(2017年6月12日(月)追記)
Microsoft Security Essentials Version 4.4.304.0 を、
Windows XP または POSReady 2009 に擬装化した XP で
快適に使うには、一工夫すればいい。
(XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない - 2017年版)
=== うだうだ考察編 ===
1.定義ファイルの更新(Signature Update)がうまくいかなく、
MpCmdRun.exe(Malware Protection Command Line Utility)を
使い、Microsoft Malware Protection Center (MMPC) のサーバ
から更新する場合のみうまくいく。
C:\Program Files\Microsoft Security Client\MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC
2.Microsoft Security Essentials を開き、「更新」タブの
「更新」ボタンをクリックした場合や、コマンドラインユーティ
リティで「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate」を実行した場合は、
Microsoft Update Server に接続される。
この場合、いつまでも待たされるか、かなり経ってからエラー
表示で止まるかのどちらかで、まったく定義ファイルは更新
されない。
3.定義ファイルの更新を、ショートカットやバッチファイルで
「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC」にて行うのは、
マイクロソフトの旧OSへの切り捨てといやがらせに屈服するようで
気分が悪い。
4.そこでレジストリ廻りを調べてみた。
「[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft Antimalware\Signature Updates]」
の「"FallbackOrder"="MicrosoftUpdateServer|MMPC"」が接続する
サーバ、および順序であることが解った。
5.これなら Registry Editor (regedit.exe) で設定を書き換えれば
楽勝じゃんと、「"FallbackOrder"="MMPC"」にしようとしたがエラー
表示が出てうまくいかない。
6.「Signature Updates」キーを右クリックしたら「アクセス許可」が
コンテキストメニュー(Context Menu)に現れた。
これをクリックし、「Administrators」のアクセス許可を「SYSTEM」と
同じように、「フル コントロール」、「許可」にチェック入れ変更した。
これでようやく書き換えが出来た。
のちに書き換え前のアクセス許可に戻しておくほうがいいだろう。
7.この後、「更新」タブの「更新」ボタンをクリックしての
定義ファイルの更新(Signature Update)は、サクサク動作するように
なった。
=== 操作編 ===
1.キーボードの「Windowsキー」+「Rキー」を押し、「ファイル名を
指定して実行」を開く。
2.名前入力欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックし、Registry
Editor (regedit.exe) 起動する。
3.「[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft Antimalware\Signature Updates]」
キーまで辿る。
4.「Signature Updates」キーを右クリックし、「アクセス許可」を
クリックする。
5.「Administrators」のアクセス許可を「SYSTEM」と同じように、
「フル コントロール」、「許可」にチェック入れる。
6.「Signature Updates」キー直下の文字列「FallbackOrder」の
値を「MicrosoftUpdateServer|MMPC」から「MMPC」に書き換え、変更
する。
7.場合によっては、4.、5.の操作で変更した「アクセス許可」
関連を元の設定に戻す。
8.MSE、「更新」タブの「更新」ボタンをクリックして動作が
スムーズかを確かめる。
=== その他 ===
Microsoft Security Essentials Version 4.4.304.0 のダウンロードは、
以下の記事内にリンクがあります。
XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない
http://trekkerworld.blog.fc2.com/blog-entry-153.html
*2017年5月28日(日)
本文4行目に
「(XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない - 2017年版)」
を追記しました。
また、レジストリエディタで、「Signature Updates」のアクセス
許可うんぬんは、フルコントロールに変更のままでもいいかと
思います。
「Signature Updates」以下には更新時間間隔とか、弄って
おもしろそうな項目もありますので。
*2017年6月12日(月)
「Signature Updates」のアクセス許可の設定は、ウィルス等に
よってレジストリの改変もありうるので、必要な操作のあと、
元に戻すのがよいかもしれません。
XPをクリーンインストールし、Microsoft Update / Windows Update
を使用、必要なパッチを当てた状態のマシンでは、この手法を
使っても定義ファイルの更新はうまくいきません。
POSReady 2009 に擬装化し、さらに Microsoft Update / Windows
Update でパッチを当てた状態ではじめてうまくいきます。
文頭にこの旨を記載しました。
Update を使用、必要なパッチを当てた状態のマシンでは、この
手法を使っても定義ファイルの更新はうまくいきません。
また、「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC」も同様に
うまくいきません。
POSReady 2009 に擬装化し、さらに Microsoft Update /
Windows Update でパッチを当てた状態ではじめてうまくいきます。
お詫びとともに、この事実を記載します。(ペコリ)
(2017年6月12日(月)追記)
Microsoft Security Essentials Version 4.4.304.0 を、
Windows XP または POSReady 2009 に擬装化した XP で
快適に使うには、一工夫すればいい。
(XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない - 2017年版)
=== うだうだ考察編 ===
1.定義ファイルの更新(Signature Update)がうまくいかなく、
MpCmdRun.exe(Malware Protection Command Line Utility)を
使い、Microsoft Malware Protection Center (MMPC) のサーバ
から更新する場合のみうまくいく。
C:\Program Files\Microsoft Security Client\MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC
2.Microsoft Security Essentials を開き、「更新」タブの
「更新」ボタンをクリックした場合や、コマンドラインユーティ
リティで「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate」を実行した場合は、
Microsoft Update Server に接続される。
この場合、いつまでも待たされるか、かなり経ってからエラー
表示で止まるかのどちらかで、まったく定義ファイルは更新
されない。
3.定義ファイルの更新を、ショートカットやバッチファイルで
「MpCmdRun.exe -SignatureUpdate -MMPC」にて行うのは、
マイクロソフトの旧OSへの切り捨てといやがらせに屈服するようで
気分が悪い。
4.そこでレジストリ廻りを調べてみた。
「[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft Antimalware\Signature Updates]」
の「"FallbackOrder"="MicrosoftUpdateServer|MMPC"」が接続する
サーバ、および順序であることが解った。
5.これなら Registry Editor (regedit.exe) で設定を書き換えれば
楽勝じゃんと、「"FallbackOrder"="MMPC"」にしようとしたがエラー
表示が出てうまくいかない。
6.「Signature Updates」キーを右クリックしたら「アクセス許可」が
コンテキストメニュー(Context Menu)に現れた。
これをクリックし、「Administrators」のアクセス許可を「SYSTEM」と
同じように、「フル コントロール」、「許可」にチェック入れ変更した。
これでようやく書き換えが出来た。
のちに書き換え前のアクセス許可に戻しておくほうがいいだろう。
7.この後、「更新」タブの「更新」ボタンをクリックしての
定義ファイルの更新(Signature Update)は、サクサク動作するように
なった。
=== 操作編 ===
1.キーボードの「Windowsキー」+「Rキー」を押し、「ファイル名を
指定して実行」を開く。
2.名前入力欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックし、Registry
Editor (regedit.exe) 起動する。
3.「[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Microsoft Antimalware\Signature Updates]」
キーまで辿る。
4.「Signature Updates」キーを右クリックし、「アクセス許可」を
クリックする。
5.「Administrators」のアクセス許可を「SYSTEM」と同じように、
「フル コントロール」、「許可」にチェック入れる。
6.「Signature Updates」キー直下の文字列「FallbackOrder」の
値を「MicrosoftUpdateServer|MMPC」から「MMPC」に書き換え、変更
する。
7.場合によっては、4.、5.の操作で変更した「アクセス許可」
関連を元の設定に戻す。
8.MSE、「更新」タブの「更新」ボタンをクリックして動作が
スムーズかを確かめる。
=== その他 ===
Microsoft Security Essentials Version 4.4.304.0 のダウンロードは、
以下の記事内にリンクがあります。
XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない
http://trekkerworld.blog.fc2.com/blog-entry-153.html
*2017年5月28日(日)
本文4行目に
「(XP で MSE 4.4.304.0 の定義更新が出来ない - 2017年版)」
を追記しました。
また、レジストリエディタで、「Signature Updates」のアクセス
許可うんぬんは、フルコントロールに変更のままでもいいかと
思います。
「Signature Updates」以下には更新時間間隔とか、弄って
おもしろそうな項目もありますので。
*2017年6月12日(月)
「Signature Updates」のアクセス許可の設定は、ウィルス等に
よってレジストリの改変もありうるので、必要な操作のあと、
元に戻すのがよいかもしれません。
XPをクリーンインストールし、Microsoft Update / Windows Update
を使用、必要なパッチを当てた状態のマシンでは、この手法を
使っても定義ファイルの更新はうまくいきません。
POSReady 2009 に擬装化し、さらに Microsoft Update / Windows
Update でパッチを当てた状態ではじめてうまくいきます。
文頭にこの旨を記載しました。
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いつも有難うございます。
こちらの記事を参考にVistaでもMSEを使えるようになりました。
手順を一部引用させていただきました。
有難うございます。
と書いてあるのですがMicrosoft Updateの追加選択(ソフトウェアとハードウェア)の項目も入るのでしょうか?
現在、既に POSReady 2009 に擬装化した
XP マシンしかなく、また Microsoft Update は
もちろんのこと、Windows Update もいつまで
経っても終わらないという状況で試してみる
ことが出来ませんでした。
一応、Update が出来ていたころは、OS に関する
セキュリティや、機能向上のパッチを入れていた
と思います。
(ハドウェアはUpdateに含めていなかった記憶が…)
POSReady 2009 だと Windows Update が終わらない
うんぬんは、下記のitsさんのブログ記事の、
コメントにありました。
XPリカバリー後windowsアップデートする2017年5月
- パソコンりかばり堂本舗
https://www.ikt-s.com/xp-windows-update-2016/
MSEは、なぜか自動で更新されるようになったのですが、XPのウィンドウズアップデートを自動更新にしているとsvchost.exe100㌫でいつまでも終わらず
スタートボタン上部にあるウィンドウズアップデートは、エラー番号: 0x80072F19が表示されるように
なっちゃいました・・・
当ブログ内記事とiktさんの記事(URLは下記)を
参考に色々チャレンジしてください。
なお、Windows Update / Microsoft Update を
するときは、Windows Update / Microsoft Update
サイトのURLでIEを開いて行います。
Windows XP (POSReady2009化含む) で、Microsoft Update 等を快適に行う
http://trekkerworld.blog.fc2.com/blog-entry-249.html
XPリカバリー後windowsアップデートする2017年5月
- パソコンりかばり堂本舗
https://www.ikt-s.com/xp-windows-update-2016/
5ちゃんねるへも、同内容を投稿済み。
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/win/1517664738/280-
それから、「コントロールパネル」、「自動更新」で、
「更新を通知するのみで、自動的なダウンロードまたはインストールを
実行しない」にしてね。
「スタート(ボタン)」、「Microsoft Update」or「Windows Update」からや、
URLがセキュアな接続でない「http://」で始まるマイクロソフトの
Updateサイトへアクセスすると、「エラー番号: 0x80072F19」という
表示で止まってしまいます。
KB4019276のパッチを適用し、TLS 1.1、TLS 1.2 有効化ののち、
Microsoft Update は、
「https://www.update.microsoft.com/microsoftupdate/v6/default.aspx?ln=ja」で、
Windows Update は、
「https://www.update.microsoft.com/windowsupdate/v6/default.aspx?ln=ja」で、
Internet Explorer 8 を使いアクセスしてください。
Windows XP (POSReady2009化含む) で、Microsoft Update 等を快適に行う
http://goo.gl/oYvqbo
IE8のインターネット オプションで、SSL2.0とSSL3.0は無効、TLS1.0を有効に
して、HTTPSからはじまるURLでUpdateサイトに行けば結構快適に終える
ことが出来ます。
Microsoft Update
https://www.update.microsoft.com/microsoftupdate/v6/default.aspx?ln=ja
Windows Update
https://www.update.microsoft.com/windowsupdate/v6/default.aspx?ln=ja
ありがとうございます