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雑誌の思い出(1)

2018年09月15日
スマホに馴れない中、ブログ記事を書くのはある意味
とても訓練になる。

子どもたち向けの本、特に雑誌は、昔の方が種類も
多く楽しかった。
科学啓蒙雑誌、電子工作雑誌は実際に実験や工作を
しなくても、読むだけでもワクワクした。

「子供の科学」
今も出版されている老舗の子ども向け科学啓蒙雑誌。
巻末近くに、各種工作キットの通信販売の広告ページ
も楽しかった。
現在は科学啓蒙雑誌の性格から、広く浅くなりがち
なのを、わずかでも詳しくと努力しておられるが、
昔の方が科学への興味をそそられた。
書店では目立たず、気の毒なくらいひっそりと置か
れており、今の子どもたちの興味はどこに向かって
いるのだろう。

「電波科学」
(子ども向けから逸脱しますが。)
ブロック崩しなど数種類内臓のテレビゲーム用LSIを、
使った製作記事が載っていたり、デジタルクロックの
製作記事もしばらく続いていた。
テレビゲームは、モノクロ(白黒)画面のものから、
カラー画面でより内臓ゲーム数の多いものに
進化した。
デジタルクロックは、AC電源周波数を基準にするもの
から、ATカットの温度特性の良い水晶片を基準にし、
沖電気のC-MOS LSIを使ったものが、製作記事の
最終形だったかな。
もちろん、オーディオパワーアンプの製作記事も
あった。
印象深いのは、ソニーの三極真空管特性の縦型FET
(V-FET)を使う、A級プッシュプルパワーアンプの製作
記事です。
雑誌名が変わるあたりには、すでに「電波科学」に
興味がなくなり、買わなくなっていました。

「ラジオの製作」、「初歩のラジオ」
名前に「ラジオ」が入っているが、まれにラジオ製作
記事もあるものの、アンプや電子工作など広く扱って
いた。
真空管アンプにも人気があり、KT66のUL接続(うる
とらりにあせつぞく)AB1プッシュプルパワーアンプ
製作記事なんかも、載っていた。
「初歩のラジオ」には、「カラー実体配線図」も
あった。
「ラジオの製作」には、今の時代だとブーイング
必至の、トランジスタ使用、VHF超再生式ラジオ
なんかも載っていた。
「ラジオの製作」の表紙は、世界各地の観光名所や
綺麗な風景の写真で、これも良かった。

つづく
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