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毎日ホール「映像のロマン」と邦画「泥の河」

2019年01月23日
現在大阪の堂島地下街に連絡している
ジュンク堂書店が入っている堂島アバンザには、
昔毎日大阪会館があった。
毎日新聞大阪本社ほか、大毎地下劇場や毎日
ホールなどがあった。
新聞を取っていると、月に1回「映像のロマン」の
招待券をくれる。
「映像のロマン」というのは、既に封切りされた
邦画のうち、注目作品、名作を少し時差後
毎日ホールで再上映する催しです。
邦画は時差ありながら、かなりの作品をこの
「映像のロマン」で楽しんだ。
「砂の器」や「泥の河」もラインナップされていた。
「映像のロマン」の招待券を欲しくて、
毎日新聞を結構永く購読していた。
邦画マニアにとっては、映画パンフレットを
購入入手出来るチャンスでもあった。

少し高めな値付けながら、「砂の器」と「泥の河」
のDVDを購入できるようになったとき、購入した。
そのくらい印象深い作品でした。

今の様に情報が溢れ、感動が希薄な時代と違い、
「映像のロマン」があったときは、感動があった。
人間はマルチタスクは本来苦手で、シングルタスク
向きでじっくり作業をする方が向いている。
しかし、今はじっくり腰を据えて生きることは
難しい。笑顔なしでコセコセ生きている。
どこかへ旅しようとしたとき、今はインターネットで
調べるとそこそこ詳しくわかる。インターネット以前
を思い出してみよう。
クレンザーを採掘するために出来た洞窟のある
「磨洞温泉」や、「赤目四十八滝」がおもしろい
という情報は、旅好きな遠縁から得た。
実際伊勢から近畿への帰路、「磨洞温泉」に寄り、
豪華な昼食と温泉を楽しんだ。今だとインターネット
にあり過ぎる情報に埋もれて、「磨洞温泉」のような
マイナーな場所は見つけ出せないだろう。
懐古趣味と言われるかもしれないが、最低賃金が
1500円/時もなく、労働分配率が先進国で最低な
今の時代とどちらが正常でしょうね。

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