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蛍を守る人たち

2013年06月06日
たまには風流な気分に浸るため、尼崎市内の蛍を見にゆく。
尼っこホタル 西武庫公園ホタルの会 の人たちに出会う。

尼崎市(あまがさきし)の北西端部近く、旧兵庫県立西武庫公園(俗称:交通公園)、
現尼崎市管理の西武庫公園(にしむここうえん)と武庫川の堤防との間にある水路と
遊歩道に蛍がいる。6年前に見に行って以来、今夜(6月6日(木))久々に訪れた。

なかなか蛍が見つからず、6年前にはそこそこいたポリテクセンター兵庫(旧兵庫
総合高等職業訓練校)の裏あたりにも歩いたが、いなかった。諦めかけて公園の
南西端のあたりで、数人の人がいて、そこにようやく10匹ほどの蛍に出会えた。
しかし、光は弱弱しく、あまり飛び回ることもしない。6年前には、人の服に蛍が
止まって光ったりと、少ないながらも楽しめる数はいた。
この人たちのうち、女性2人の方が、蛍の見守りをしていることがわかった。
お話しによると、昆虫採集の網を持っている人がいるよと、メールが入ったので
急遽来たとのことでした。見るだけで捕らないでと言うと、どこにそんなこと
書いてあるんやと、逆ギレされたそうです。
また、水路と堤防の斜面を兵庫県が整備という名目で、茂みや、樹木を取り払い
工事をしていて、蛍の時期が終わると、公園南西端部から北に向かい工事が再開
されるらしいです。
日本全国、どこもそうですが、地方公共団体の職員はバカが多いです。
予算は使い切るものという考えしかなく、別にいじくらなくてもいいところを
やたらと整備、美化という名のもとで工事をしたがります。
堤防の上部の樹木は切り倒さず、下部の樹木は一律すべて伐採するらしいです。
公園南西端より南の方は、すでに工事が終わってましたが、水路の壁の上に花壇っぽい
ものがあり茂みはまったくありませんでした。これでは、蛍にとってしんどい
環境だろうなと思われます。
おそらくこの公園が作られたころに植えられたであろう立派な桜の木が堤防に
ありますが、これらも工事で伐採される運命にあるようです。
それと気づいたのですが、水路の流量がかなり少なくなっていることです。
昭和54年、当時の兵庫総合高等職業訓練校の裏には、伏流水の湧き出し口があり、
大量の水が流れ出ていたことを憶えています。
今は、なんか人工的に池が作られていて、人の手が入ったのも水量に影響を
与えたのかもしれません。
「尼っこホタル」のブログがあるから見てねと、13日に蛍が乱舞する地域
(地名失念)に遠征し、蛍の卵をわけてもらうからねとおっしゃってました。
西武庫公園ホタルの会のお二方は、昭和40年頃から公園近くにお住まい
らしいです。地道な活動には感服します。

別に堤防の防災上の工事でもないし、現状のままで問題ないのだから、無駄に
お金を使ってまで蛍の住みづらい環境に変えなくても...。

*六甲山(ろっこうさん)、武庫之荘(むこのそう)、武庫川(むこがわ)、
武庫(むこ)は、同じルーツの言葉です。

*2013年6月7日(金) 以下追記
そういや、滋賀県守山市に蛍問屋(ほたるどんや)という商いが戦前まで
あって、大量の蛍を日本各地に出荷していたことを思い出した。
生業として成り立つ程、何軒もあった程、(天然モノの)蛍がいたらしいです。
第二次世界大戦末期、空襲が激しくなるにつれ、上空から目立たぬよう、
つまり灯火管制として蛍の光が攻撃目標になってはと、殺虫剤を散布してから
守山市の蛍は急速にいなくなり、戦後も蛍にとっての環境が悪くなり、
昔のようにはいかないようです。(守山の蛍の情報:NHKラジオ深夜便)
現在、庭園のある高級料理店等の蛍の夕べとかの催しで、蛍が飛びますが、
蛍を捕獲する業者がいて、1匹100~200円で納入するようです。
わたくしの幼少期、甲子園球場での催しで蛍をもらって虫かごで持ち帰り
ましたが、数日で死んでしまいました。
やはり蛍は生息する現地で観賞するのがいいようです。

*2013年6月10日(月) 以下追記
2008年鹿児島にいるとき、水車を動力としたからくり人形で有名な知覧の
豊玉姫神社近辺に、以前蛍が乱舞していたからと連れていってもらった。
しかし、まったくいなかった。蛍は絶妙な生態系のバランスの中でのみ
生息しているのだなぁと強く認識しました。
今、日本各地で地域おこしのひとつとして蛍が取り上げられています。しかし、
人が手間暇を掛け、保護し、繁殖させても、数年放置するとまったくいなく
なり、自然に定着することはほとんどないらしいです。また、遺伝子の違う
外部からの個体持ち込みに懸念を抱く方々も多いです。
蛍ひとつとっても、奥が深いです。

*2013年6月11日(火) 以下追記
6月10日の追記分で、知覧 豊玉姫神社近辺の蛍について書きましたが、
「知覧の豊玉姫神社 蛍」でインターネット検索してみると、南九州市の
HPに蛍の情報が載っていました。おそらく2008年はたまたま水枯れ等に
よりいなかったのかもしれません。ここにお詫びとともに、訂正いたします。
ホタルが観察できます! - 鹿児島県南九州市
(一旦「Google クッションページ」が開きます)

*2013年6月15日(土) 以下追記
わたくしのつたないブログ Trekkerの小市民日記 におこしいただき、
有難うございます。
「尼っこホタル(西武庫公園ホタルの会) - gooブログ」によると、
蛍鑑賞によい時期は5月20日~5月30日のようです。
また、6月初旬には終息するみたいです。
兵庫県による工事が、来年の蛍の飛翔に悪影響が出ませんように。
(パンパン!(柏手))

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