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逝った人

2018年06月05日
注意:本文に「死亡」、「埋葬」、「自殺」の内容を含みます。
苦手な方は読まないでください。(運用規則準拠)


去年日本で1年間で134万4千人の方が亡くなったらしい。
人数を365で割ってもびっくりするくらいの数字になる。
あの1995年の地震のとき、しばらくしてからおじさんが亡くなった。
しかし、火葬場の都合か、地元のブドウ栽培で有名な市ではなく、
大阪市内の火葬場で荼毘にふされた。
東日本大震災のときは、特例として多数の方が土葬になった。
地震をはじめ、災害の多い国、日本(にほん)にとって、今後
人口密集地、都市部で被災者、死者が多数でると完全にお手上げ
になるだろう。ああ、前振りが長くなってしまった。

中学1年のとき、隣の席の女の子が亡くなった。夫婦仲が悪かった
ようで、母親が子ども2人を道づれに無理心中し、1人の子は生き
残ったが、同級生は母親と伴に亡くなってしまった。
高校3年のときは、同じクラスの女の子が、自殺した。あとで知った
のだが、片眼が義眼だったらしい。自殺の動機はわからない。

少し、この世、社会に冷めている高校生のときより、まだ多感な
中学生のときは、結構ショックだった。
きのうまで隣の席に座っていた子が、きょうはもういないって、また、
無理心中の犠牲という理不尽は、中学生にとっては自分のことでは
ないにせよ、きつい。

お経の「されば、朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。すでに
無常の風きたりぬれば、即ち二つの眼たちまちに閉じ、一つの息ながく
絶えぬれば、紅顔むなしく変じて、桃李の装いを失いぬるときは、
六親眷属あつまりて嘆き悲しめども、さらにその甲斐あるべからず。」
を思い出してしまった。

ああ、ちょっとへばっていて気弱なのかなぁ。過去の暗い想い出を
想い出してしまった。


*2019年9月9日(月)
文頭に注意書きを追加しました。
「この世、社会に醒めている」を
「この世、社会に冷めている」に
訂正しました。

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