高周波治療器と真空管6JS6C
2021年01月30日
25年~35年くらいの昔、おばさんが
低周波治療器と高周波治療器が一つの
筐体に入ったのを持っていた。
おばさんは、ほぼ毎日使用していたかな。
低周波部分には、6BM8が、高周波部分は
6JS6Cが使われていた。
6BM8は手持ちの新品があったので、取り替え、
6JS6Cは、おばさんが通っていた治療院経由で
手配してもらった。
6JS6Cは、東芝のものか、NECのものか
どちらだったかは、失念した。
とにかく真空管式TVの水平偏向出力用途は、
とっくの昔に無くなってなお、八重洲のアマチュア
無線トランシーバーの終段に6JS6Cが使われて
いて、しばらく真空管製造されていた。
6JS6Cを取り替え、中和は結構簡単に済んだ。
八重洲の無線機がTV水平偏向出力用の真空管の
派生型、発展型を好んで使っていたのは、コリンズの
マシンみたいにRF-NFBを掛けなくても、低歪で増幅
出来たから。
6JM6、6JS6(A)(B)(C)、6KD6が使われた。
S2001(A)、6146(B)は直線性(リニアリティ)が良くなく、
よくあんなので電波を出していたんですね。
ドライブ段と終段のみが真空管というハイブリッド
トランシーバーの終末には、もうない6JS6Cをやめ、
6146BにRF-NFBを掛けてたのも出現した。
なんか、東芝が6JS6Cの生産をやめたとき、6JS6C
のあとがまを狙って、松下電器がS2002を出したが、
NECが6JS6Cを生産するようになって、松下の
目論見は砕けた。
生産はし始めたが、納入先がなく、松下National
ブランドでほんの一瞬、短期間S2002を終段に使い、
デジタル周波数カウンタ内蔵のアマチュア無線用HF
トランシーバーを発売していた。
ドライバはほとんどのマシンが12BY7Aを使っていた。
例外的に、6BQ5のピン引き出しが異なる姉妹管6GK6を
使ったマシンもあった。
オーディオ用途ではバカにされる6BQ5だが、結構
いい音がする。
真空管の想い出でした。
*2022年9月23日(金)
「6CL6」を「6GK6」に訂正
しました。
低周波治療器と高周波治療器が一つの
筐体に入ったのを持っていた。
おばさんは、ほぼ毎日使用していたかな。
低周波部分には、6BM8が、高周波部分は
6JS6Cが使われていた。
6BM8は手持ちの新品があったので、取り替え、
6JS6Cは、おばさんが通っていた治療院経由で
手配してもらった。
6JS6Cは、東芝のものか、NECのものか
どちらだったかは、失念した。
とにかく真空管式TVの水平偏向出力用途は、
とっくの昔に無くなってなお、八重洲のアマチュア
無線トランシーバーの終段に6JS6Cが使われて
いて、しばらく真空管製造されていた。
6JS6Cを取り替え、中和は結構簡単に済んだ。
八重洲の無線機がTV水平偏向出力用の真空管の
派生型、発展型を好んで使っていたのは、コリンズの
マシンみたいにRF-NFBを掛けなくても、低歪で増幅
出来たから。
6JM6、6JS6(A)(B)(C)、6KD6が使われた。
S2001(A)、6146(B)は直線性(リニアリティ)が良くなく、
よくあんなので電波を出していたんですね。
ドライブ段と終段のみが真空管というハイブリッド
トランシーバーの終末には、もうない6JS6Cをやめ、
6146BにRF-NFBを掛けてたのも出現した。
なんか、東芝が6JS6Cの生産をやめたとき、6JS6C
のあとがまを狙って、松下電器がS2002を出したが、
NECが6JS6Cを生産するようになって、松下の
目論見は砕けた。
生産はし始めたが、納入先がなく、松下National
ブランドでほんの一瞬、短期間S2002を終段に使い、
デジタル周波数カウンタ内蔵のアマチュア無線用HF
トランシーバーを発売していた。
ドライバはほとんどのマシンが12BY7Aを使っていた。
例外的に、6BQ5のピン引き出しが異なる姉妹管6GK6を
使ったマシンもあった。
オーディオ用途ではバカにされる6BQ5だが、結構
いい音がする。
真空管の想い出でした。
*2022年9月23日(金)
「6CL6」を「6GK6」に訂正
しました。
スポンサーサイト
コメント