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Windows XP の延命 Part2 (実験レポート風)

2014年05月22日
Microsoft Update の「優先度の高い更新プログラム」に「Windows XP のサポート
終了のお知らせ (KB2934207)」と「Update for Microsoft Security Essentials
- 4.5.216.0 (KB2949787)」が出現することへの対応


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画像1 (画像クリックで拡大)


すんなり適用すると、こんな具合になってしまいます。(画像2)


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画像2 (画像クリックで拡大)


適用しないで、これら2つの項目を Microsoft Update の非表示にしても、
「重要:重要な更新プログラムが非表示に設定されました」という表示が
出続けます。(画像3)


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画像3 (画像クリックで拡大)



どうしよう?

実際にいろいろ実験、考察すると次のことがわかりました。

◎「Windows XP のサポート終了のお知らせ (KB2934207)」を適用(インス
トール)せずに、Microsoft Update の候補にならないようにするには、
「C:\WINDOWS\system32」フォルダ内に KB2934207 の実体ファイルの
「xp_eos.exe」があればよい。
(レジストリ項目のあるなしは関係なく、「xp_eos.exe」の有無で判断・
判定しているようです。)

◎Microsoft Security Essentials 4.4.304.0 のまま、レジストリの
バージョン項目を Version 4.5.216.0 のものに偽装すると、Microsoft
Update の候補にならない。

MSE_Version_4.5.216.0.reg
----------
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Microsoft Security Client]
"VersionMajor"=dword:00000004
"VersionMinor"=dword:00000005
"Version"=dword:040500d8
"DisplayVersion"="4.5.216.0"

----------

◎Microsoft Security Essentials 4.5.216.0 にバージョンアップし、
「C:\Program Files\Microsoft Security Client」フォルダ内の
「msseces.exe」を、Version 4.4.304.0 のものに置き換えると、画像4
のような表示は出なくなり、正常な表示(画像5)になる。
(「msseces.exe」はロックがかかっており、「SRCpy」や Windows 2000
Resource Kits の「Inuse.exe: File-In-Use Replace Utility」を使い
置き換えします。)


画像4 - クリックで拡大
画像4 msseces.exe 4.5.216.0 のまま (画像クリックで拡大)

画像5 - クリックで拡大
画像5 msseces.exe 4.4.304.0 に置き換え (画像クリックで拡大)



--- 状態1 ---

「Windows XP のサポート終了のお知らせ (KB2934207)」と「Update for
Microsoft Security Essentials - 4.5.216.0 (KB2949787)」どちらも
適用(インストール)していないとき。

1. 「xp_eos.exe」を「C:\WINDOWS\system32」フォルダ内にコピーする。
2. Microsoft Security Essentials 4.5.216.0 にバージョンアップし、
「C:\Program Files\Microsoft Security Client」フォルダ内の
「msseces.exe」を、Version 4.4.304.0 のものに置き換えます。


--- 状態2 ---

「Windows XP のサポート終了のお知らせ (KB2934207)」と「Update for
Microsoft Security Essentials - 4.5.216.0 (KB2949787)」を適用
(インストール)してしまって、警告表示がうるさいとき。

1. 「C:\WINDOWS\system32\xp_eos.exe」を任意の場所にコピーします。
2. 「Windows XP のサポート終了のお知らせ (KB2934207)」をアンインス
トールします。
(C:\WINDOWS\$NtUninstallKB2934207$\spuninst\spuninst.exe を実行)
3. 手順1 で保存した「xp_eos.exe」を「「C:\WINDOWS\system32」
フォルダ内にコピーします。
4. 「C:\Program Files\Microsoft Security Client」フォルダ内の
「msseces.exe」を、Version 4.4.304.0 のものに置き換えます。


--- 状態3 ---

(警告表示が頭にきたので) 「Windows XP のサポート終了のお知らせ
(KB2934207)」と、「Microsoft Security Essentials 4.5.216.0」とも
アンインストールしてしまったとき。

1. 「xp_eos.exe」を「C:\WINDOWS\system32」フォルダ内にコピーします。
2. Microsoft Security Essentials 4.4.304.0 をインストールします。
3. 続いて、Microsoft Security Essentials 4.5.216.0 を(アップデート)
インストールします。
(*XP の場合、Microsoft Security Essentials 4.5.216.0 を新規インス
トール出来ないので、このような手順が必要になります。)
4. 「C:\Program Files\Microsoft Security Client」フォルダ内の
「msseces.exe」を、Version 4.4.304.0 のものに置き換えます。



--- 作業で必要になるファイル類の準備 ---

Microsoft Security Essentials 4.4.304.0
32bit 日本語
http://web.archive.org/web/20140331132926/http://download.microsoft.com/download/6/B/A/6BA6CAB0-DDB8-4DDD-88E3-F707D96E84D7/JAJP/x86/MSEInstall.exe
64bit 日本語
http://web.archive.org/web/20140122131235/http://download.microsoft.com/download/6/B/A/6BA6CAB0-DDB8-4DDD-88E3-F707D96E84D7/JAJP/amd64/MSEInstall.exe
32bit 英語
http://web.archive.org/web/20140325144125/http://download.microsoft.com/download/A/3/8/A38FFBF2-1122-48B4-AF60-E44F6DC28BD8/ENUS/x86/MSEInstall.exe
64bit 英語
http://web.archive.org/web/20140405123118/http://download.microsoft.com/download/A/3/8/A38FFBF2-1122-48B4-AF60-E44F6DC28BD8/ENUS/amd64/MSEInstall.exe

Microsoft Security Essentials 4.5.216.0
32bit 日本語
http://download.microsoft.com/download/6/B/A/6BA6CAB0-DDB8-4DDD-88E3-F707D96E84D7/JAJP/x86/MSEInstall.exe
64bit 日本語
http://download.microsoft.com/download/6/B/A/6BA6CAB0-DDB8-4DDD-88E3-F707D96E84D7/JAJP/amd64/MSEInstall.exe
32bit 英語
http://download.microsoft.com/download/A/3/8/A38FFBF2-1122-48B4-AF60-E44F6DC28BD8/ENUS/x86/MSEInstall.exe
64bit 英語
http://download.microsoft.com/download/A/3/8/A38FFBF2-1122-48B4-AF60-E44F6DC28BD8/ENUS/amd64/MSEInstall.exe

Inuse.exe: File-In-Use Replace Utility
Inuse.exe: 使用中ファイルの置き換えユーティリティ
http://download.microsoft.com/download/win2000platform/inuse/1.0/NT5/EN-US/inuse.exe
「Explzh」等のアーカイバソフトで順に抽出
inuse.exe >> inuse.msi >> inuse.cab >> inuse.exe

msseces.exe Version 4.4.304.0
(どの言語版のものであってもこのファイルは英語)
上記の Version 4.4.304.0 のインストーラー MSEInstall.exe
「Explzh」等のアーカイバソフトで順に抽出
32bit
MSEInstall.exe >> epp.msi (x86ディレクトリ内) >> product.cab >> msseces.exe
64bit
MSEInstall.exe >> epp.msi (amd64ディレクトリ内) >> product.cab >> msseces.exe

xp_eos.exe
WindowsXP-KB2934207-x86-JPN.exe
http://download.windowsupdate.com/msdownload/update/software/crup/2014/03/windowsxp-kb2934207-x86-jpn_2b1ed0e098973720e4016e3ce77eb5345413bfc8.exe
WindowsXP-KB2934207-x86-ENU.exe
http://download.windowsupdate.com/msdownload/update/software/crup/2014/03/windowsxp-kb2934207-x86-enu_a47ce3bac240b6d955918ffdeef415a32fec6681.exe
「 /x」スイッチ付でファイルを展開 >> xp_eos.exe


--- 「msseces.exe」の置き換え ---

「作業で必要になるファイル類の準備」で得た「msseces.exe」と、
「inuse.exe」を同じフォルダ内にコピーします。
同じフォルダ内に、下記のバッチファイルを作り、実行します。
(再起動あり。再起動後に置き換えが完了します。)

443040.cmd
----------
@echo off
inuse msseces.exe "C:\Program Files\Microsoft Security Client\msseces.exe" /y
shutdown /r /f /t 10 /c "ファイル入替え作業を完遂するため、10秒後にPCを再起動します。"

----------

他に「inuse.exe」を使わずに、「SRCpy」を使ってもファイル置き換え作業が
出来ます。


*2014年5月22日(木) 以下追記
「◎Microsoft Security Essentials 4.4.304.0 のまま、レジストリの
バージョン項目を Version 4.5.216.0 のものに偽装…」について、
Version 4.5.216.0 に偽装している状態で、Version 4.5.216.0 にアップ
デートしようとすると、画像6 のような警告が出てアップデート出来ません。
一旦、レジストリの項目を本来のバージョンに戻してからアップデートします。

MSE_Version_4.4.304.0.reg
----------
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Microsoft Security Client]
"VersionMajor"=dword:00000004
"VersionMinor"=dword:00000004
"Version"=dword:04040130
"DisplayVersion"="4.4.304.0"

----------

画像6 - クリックで拡大
画像6 Version 4.5.216.0 偽装のままアップデートしようとすると (画像クリックで拡大)

〔「msseces.exe」の置き換え〕について
ロックされている「msseces.exe」を置き換える方法に、「inuse.exe」による
ものの手順や、他に「SRCpy」によるものがあることを書きました。
なんてことはない、「タスク マネージャ」の「プロセス」タブで、「msseces.exe」を
選択し、「プロセスの終了」をすれば、自由にファイルをいじくることが出来ます。
「灯台下暗し」とはこのことなのかなぁ。反省

Microsoft Security Essentials 4.4.304.0 英語版 から、Version 4.5.216.0 日本語版
へのアップデートは、画像7 の警告が出てアップデート出来ません。

画像7 - クリックで拡大
画像7 4.4.304.0 英語版 から 4.5.216.0 日本語版 へアップデートしようとすると (画像クリックで拡大)

Microsoft Security Essentials がアンインストールされ、PC に存在しない場合、
Microsoft Security Essentials 4.5.216.0 を、XP に新規インストールしようと
すると、画像8 の警告が出てインストール出来ません。
本文中に記載の方法で、インストールします。

画像8 - クリックで拡大
画像8 XP では、Version 4.5.216.0 の新規インストールは出来ません (画像クリックで拡大)

Microsoft Security Essentials をアンインストールするには、「コントロール
パネル」、「プログラムの追加と削除」から「Microsoft Security Essentials」を
選択し、削除する方法以外に、直接
「"C:\Program Files\Microsoft Security Client\Setup.exe" /x」の実施や、
Microsoft Security Essentials のインストーラー「MSEInstall.exe」にアンイン
ストール機能のスイッチを付けた「MSEInstall.exe /u」の方法があります。

数日前にエンジンファイルがバージョンアップしたのに、相も変わらず定義ファイルの
更新が通常の方法では遅いです。この辺のことについて、過去の記事「Microsoft Security
Essentials の定義ファイル更新の動作が遅い」の内容に若干の不備があります。
近日中に「Microsoft Security Essentials の定義ファイル更新の動作が遅い その2」を
作成したいです。

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